*妊活と不妊について

クラミジアは不妊症の原因に!おりものが多い?と思ったらすぐ検査!

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いつもよりおりものが多かったり、おりもののにおいが気になった時は気づかないうちにクラミジアに感染しているかもしれません。クラミジアは痛みや痒みなどの自覚症状がほとんどない病気です。なので、感染していても気づかずに、放置してしまいがちです。そうならないためには自分だけじゃなく、パートナーと一緒に注意することが重要です。感染したままでいると男女ともに不妊の原因にもなってしまいます。誰もが感染する可能性のあるクラミジアの症状や治療についてまとめました。

クラミジアってなに?性病?

クラミジアとは性感染症で、性器クラミジア感染症が正式名称です。性病の一つであり、感染は性行からがほとんどです。性病と言われると怖いイメージがあるかもしれませんが、きちんと治療をすれば完治する病気です。しかし、ほとんど自覚症状がないので自分が感染していることに気づけず、治療を始めるきっかけが少なくなります。クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという病原体が粘膜と接触することで感染します。この病原体は、性器だけじゃなく、咽頭にも感染します。クラミジアに感染した妊婦さんから生まれた新生児の目から検出されることもあります。

クラミジアの感染力は強い!パートナーからの感染

クラミジアは性行でうつる感染症なので、パートナーが感染していた場合は必ずと言っていいほど相手にも感染します。それだけ感染力の強い感染症です。感染場所は咽頭と直腸、男性は尿道、女性は膣内です。予防するためにはコンドームの使用を徹底するしかありません。しかし、性器から性器だけじゃなく、オーラルセックスによって性器から咽頭、咽頭から性器にも感染します。確率は低いですがディープキスによって咽頭から咽頭へと感染していくこともあります。

いつもと違う相手との性行の後は注意が必要です。むやみに相手に移さないためにも、しっかり予防し、クラミジアの感染から身を守りましょう。気になったときは検査をする事が、自分だけではなく、パートナーを守ることにもなります。

自覚症状ほとんどなし?クラミジアの症状は?

クラミジアは自覚症状がほとんどありませんが、実は、気が付かないうちに体の変化は起こっていることがあります。感染して、数日から数週間は潜伏期間と言って症状が表に出ずに、体内で病原体が活動の準備を始めている時期です。その後、症状が現れますが、自覚症状が出るのは全体の2割ほどと言われています。症状が出ても軽いことが多いと言われています。主な症状はこちらです。

【尿道感染(男性)】
・発熱
・排尿痛
・尿道不快感
・痒み
・尿道から透明な液体が出る

尿道を経由して感染していき、精巣上体炎や肝炎、腎炎になる可能性があります。

【膣内感染(女性)】
・おりものが増える
・おりものの匂いが臭くなる
・不正出血
・下腹部痛

感染が広がると、子宮頸管炎や卵管炎、骨盤内付属器炎になることもあります。

【咽頭感染(両方)】
・のどが痛くなる
・痰がからむ

リンパまで感染すると、リンパ節の腫脹などがみられることもあります。

おりものが多い、不正出血、下腹部の痛みがあったらクラミジアかも?

女性がクラミジアに感染した時に出る一番わかりやすい症状が、おりものの増加です。おりものはホルモンや体調により増減するものですが、少しでも違和感を感じたときには放置しないようにしましょう。

また、膣内で炎症が起きている時は不正出血につながることもあります。炎症が悪化すると、子宮頚部や卵管が炎症を起こすため、下腹部痛も起こるようになります。

このような症状があった時にはすぐに病院に行っていただきたいです。とくに普段からおりものが多いと言う方は、次のような時には、体の変化に敏感になっていたほうが良いかもしれません。

①おりものが増えた
②おりものの匂いが強くなり、臭い
③新しいパートナーとの性行後

クラミジアが原因で不妊症になる確率は?

クラミジアは男女ともに不妊の原因になると言われています。それは炎症によって卵管や精路が塞がり、卵子や精子が通れなくなるなどの理由からです。

クラミジアは再感染する可能性があり、感染を繰り返すと、そのたびに不妊になる確率が上がるとも言われています。

また、後遺症としても男女の不妊や女性の子宮外妊娠になりやすいなどがあると言われています。気づかないうちに、患部が癒着してしまうと、妊娠するためには癒着を剥がす治療が必要になります。

クラミジアに感染した方が、全員が不妊になるというわけではありません。しかし、妊活を始める前に検査をする病院が多いです。

感染している方としていない方とでは治療方針が変わってくるからです。クラミジアは治療できるので、早期発見、早期治療が望ましいです。

男性、女性どちらもクラミジアの後遺症が原因で不妊になる危険があります

クラミジア感染患者数は女性が増加傾向にあります。それゆえに、クラミジアに感染したことによる不妊症状は女性ばかりに多いと思われがちですが、男性にも確認されています。

精子が通る道が感染し、炎症を起こし癒着すると、無精子症候群がおこります。そうなると、男性側の不妊になってしまうのです。

女性も、男性同様に卵管に炎症、癒着が起きると排卵障害になることがあり、不妊の原因になります。

自覚症状は少ないので、癒着しても気づかずに過ごしているというケースもあります。

男女関係なく感染するため、クラミジアは、パートナーと一緒に二人で検査・治療することがとても重要になります。

クラミジアは子宮頚管や卵管で炎症を引き起こし卵管障害に

膣内に侵入したクラミジア・トラコマチスは、膣炎を起こし、上へ上へと感染範囲をひろげていきます。子宮頸管、子宮、卵管と炎症が進んでき、卵管が感染してしまうと、炎症により腫れ、癒着してしまうこともあるがあります。その結果、卵管障害が起き妊娠が難しくなります。また、卵管が狭くなり受精卵が子宮まで移動できず子宮以外で着床することで起こる子宮外妊娠も起こりえます。自覚症状がないからと油断していると、感染が広がり卵管障害まで進行してしまうかもしれません。

 

クラミジアは早めの受診で完治する病気です!必ずパートナーと一緒に治療を!

クラミジアはすぐに投薬治療を始めることでほとんどの方が完治します。薬にも様々なものがあり、1回飲むだけで完了するものもあります。

クラミジアの検査は2種類あり、抗原検査と抗体検査といいます。1つ目の高原検査は男性は尿検査、女性は膣分泌液を調べることで現在その部位が感染しているかがわかります。

これは、男性は尿道、女性は膣内の感染は調べることができますが、その先の精巣や子宮の感染は検査することができません。

2つ目の抗体検査方法は血液検査です。これは血液内にクラミジアに対抗する細胞がいるかどうかを検査します。もしも過去にクラミジアに感染したことがあれば、クラミジアに対抗する細胞があり、陽性反応が出ます。

病院で検査をしてもらうことに抵抗がある場合は、匿名で検査ができるキットが販売されています。

性器だけじゃなく、咽頭の感染の可能性がある場合にも、うがい液を採取して送るだけで検査ができます。

結果はネットで簡単に見られるので、忙しい人はこちらで検査するのがいいかもしれませんね。

陽性反応が出た場合はすぐに治療を開始します。そして、この時に重要なのは、検査を受けた本人だけじゃなく、パートナーも同時に治療を開始するということです。

クラミジアは再感染がある感染症です。自分だけ完治してもパートナーが感染していれば、また感染する可能性が高いです。

うつし合いにならないように、しっかりパートナーと一緒に治療しましょう。

クラミジアを放置すると卵管障害になり不妊症の原因に

クラミジアは自覚症状が少なく、体内で進行してしまっていることが多いです。感染しても、検査をしなければ感染したかどうかわからないのです。

感染がわからず放置すると、男性は無精子症候群、女性は卵管障害になり、不妊になってしまいます。

不妊治療をしている女性は卵管障害が原因であることが比較的多いとされ、その中でもクラミジアによる卵管障害は特に多いと言われています。

クラミジアは性交渉をしたことのある方はみんな感染の可能性があると言えるほど感染力が強く、感染者が多いです。

クラミジアが不妊の原因にならないように、性行の時にはコンドームを使用して予防しましょう。

過去にクラミジアに感染してても妊娠できるの?

過去にクラミジアに感染していても妊娠の可能性は十分にあります。しかし、クラミジアが原因で無精子症候群や卵管障害などの不妊の症状になっている場合は先に治療をしましょう。

クラミジアの前回の治療からかなり時間が経っている場合は、再感染の可能性があるので、妊活を始める前には検査をする人が多いです。

また、妊娠後にクラミジアの感染が発覚した場合も。投薬治療ができます。感染したままの出産になると、産道で赤ちゃんに感染してしまうことがあります。

出産時のリスクは?なにか治療はできる?

出産時にママがクラミジアに感染していたら、産道を通るときに赤ちゃんに感染することがあります。

そうならないために、妊娠したら早めの検査、治療が必要になってきます。妊娠中でも治療できるので、出産までにしっかり治療を終わらせなければなりません。

もしも、出産時に赤ちゃんに感染した場合は結膜炎や肺炎になることがあります。命に関わるほど重篤になることはないと言われていますが、産まれたばかりの赤ちゃんには大きな負担になってしまいます。

クラミジアが原因の不妊症治療について

クラミジアは投薬治療で完治していても、感染していた時に症状が出ていた部位には後遺症が残ることもあります。

主な後遺症は、精路が塞がることや卵管障害が多いです。これを解決するためには、まずは炎症を治めることです。

もしも、癒着してしまっているときには、癒着を剥がす治療をします。どの部分が癒着しているのか、どの程度の癒着なのかを検査し、治療します。

癒着を治すと、通常通り精子や卵子が通れるようになり、妊娠ができるようになります。

女性の卵管障害の治療には、子宮卵管造影検査があります。

卵管を調べる子宮卵管造影検査について

子宮卵管造影検査は、造影剤を流して、子宮から卵管につまりがないか調べる検査です。

卵管障害を疑われる時には、まずこの検査をします。造影剤を流すので、軽い癒着などはこの検査で解決するともあります。これにより、検査後3か月は妊娠しやすいそうです。

個人差があり、造影剤を流すための処置に痛みが伴うこともありますが、大きな負担はなく検査をすることができます。

クラミジアと言えば怖い感染症、と言うイメージがあったかもしれませんが、感染者は非常に多く、薬で治療することもできます。

しかし、気づかずに放置してしまうと、不妊の原因になったり、パートナーにうつしてしまったりします。出産時には赤ちゃんにもうつしてしまうこともあります。

そうならないように、なにか不安に思う症状があった時には、クラミジアを疑い、早期発見、早期治療をできるように気を付けましょう。

 

参考※

NIDD 国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/chlamydia-std/392-encyclopedia/423-chlamydia-std-intro.html

SDT研究所
https://www.std-lab.jp/stddatabase/chlamydia-trachomatis.php

 

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