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葉酸サプリの過剰摂取の危険性は?飲み忘れでまとめて飲んでもOK?

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プレママ ちゃん
体に良いサプリや病気に効く薬、健康に良い!といわれれば、たくさん摂りたくなるのが心情ですよね。

マリママ
しかし、摂取すればするほどいいというものではありません。過剰摂取することで体を壊してしまうこともあるのです。

妊産婦や妊活に必需品となった「葉酸」も、胎児や母体にとても必要な栄養素ですが、過剰摂取に注意するようにと厚生労働省も喚起しています。
なぜなら、葉酸の過剰摂取は葉酸過敏症のリスクやビタミンB12欠乏症の診断に支障をきたすからなのです。今回は過剰摂取について詳しくお話していきます。

葉酸の摂取量と上限について厚生労働省も言及!

厚生労働省が推奨する葉酸の摂取量は、

  • 15歳以上の成人は1日200㎍(0.2mg)
  • 妊活中及び妊娠中は400㎍(0.4mg)
  • 上限は1000㎍(1mg)

これは、妊活・妊娠中は、野菜など食品から摂取する分を除いてサプリで400㎍を摂取する必要があるということです。
葉酸は水溶性のビタミンなので水や熱に弱く、野菜などから葉酸を摂ろうと思っても、食品からの吸収率は50%以下となってしまいます。なので、妊娠時に必須の葉酸は、サプリで補うように推奨されているのです。
しかし、過剰摂取も注意しなければならないので、上限を決めています。なぜ注意しなければいけないのか説明していきましょう。

葉酸の過剰摂取で考えられる副作用や症状について

過剰摂取することで心配される副作用と症状について、現段階でわかっていることは、「葉酸過敏症」を起こす可能性があることと、「ビタミンB12欠乏症の診断を困難にすること」があげられています。

葉酸過敏症は発熱・蕁麻疹・呼吸障害・食欲不振・吐き気・不眠症・かゆみ・むくみなどの症状が現れることがあります。ビタミンB12欠乏症の診断が遅れるということは、治療も遅れ、神経症状を悪化させてしまうことになるのです。

妊活や妊娠中に葉酸を過剰摂取した場合の危険性

天然由来の葉酸を多めに摂取しても、不要な分は尿などで体外に出ていくのがほとんどですので心配はいりません。しかし、サプリでも摂取している場合、記載されている量以上を摂取し、過剰摂取してしまうと他にも様々なリスクが高まります。

例えば、葉酸サプリにはカルシウムや他のビタミンなどが含有されているものもあります。妊娠中ビタミンAを過剰摂取すると奇形児が生まれるリスクが高まるとも言われているので、注意しなければいけません。

そして、葉酸の過剰摂取により生まれた赤ちゃんが小児喘息になるリスクが高まるという研究報告も出ています。

葉酸の過剰摂取で胎児が喘息のリスクがあるってホント?

オーストラリアの研究機関により、妊娠後期に葉酸サプリを過剰摂取(1日1000㎍以上)し続けた場合、小児喘息のリスクが25%上昇するという結果が報告されています。

合成のモノグルタミン酸型の葉酸の過剰摂取における危険性ですので、食品からの摂取や合成ではない天然由来のモノグルタミン酸型の葉酸サプリだと問題がないということです。
やはり、サプリ選びはきちんと行い、多量・過剰摂取は注意が必要ですね。

男性が葉酸を過剰摂取した場合の症状は?

近年は妊活中の男性の葉酸摂取も必要だと言われています。精子の染色体異常が減り、受精の確率を高めることにつながるとのことで、男性の葉酸推奨量は1日240㎍です。

男性が葉酸を過剰に摂取した場合も、「葉酸過敏症」のリスクや、「ビタミンB12欠乏症」の診断を困難にさせる可能性があります。症状は男女とも同じです。

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葉酸の過剰摂取でビタミンB12欠乏症の診断ができにくい

「ビタミンB12欠乏症」の診断に影響を与えるというのはどういうことなのか?
葉酸を過剰摂取してしまうと、ビタミンB12が欠乏して起こる「巨赤芽球貧血」が改善されてしまうので、ビタミンB12欠乏症の診断が見逃されてしまうことがあるのです。

食事(食品)だけでは葉酸の過剰摂取にはなりません!

少し触れましたが、食品に含まれる葉酸は「ポリグルタミン酸」で、サプリで使用されるのは「モノグルタミン酸」。このふたつのちがいは吸収率です。

食品含有の「ポリグルタミン酸」は50%しか吸収されないので、たとえ1日1000㎍を摂取しても、体内に吸収されるのは500㎍程度となります。ですので、副作用の心配はほとんどないのです。

しかし、サプリに含有されている「モノグルタミン酸」には注意しないといけません。体内への吸収率が約85%となっているのです。サプリによって、「合成のモノグルタミン酸」と「天然由来のモノグルタミン酸」を使用しているものがありますが、「合成のモノグルタミン酸」が副作用のリスクを高めると言われています。

マリママ
また、葉酸はほうれん草やブロッコリーなどの野菜にたくさん含まれていますが、水溶性の栄養素ですので、茹でたときの茹で汁に溶け出てしまったり、熱に弱い特徴もありますので、調理時の加熱により壊れて失われてしまったりします。そのため、食物だけで1日400㎍の目標摂取量を摂取することは困難だと言われています。葉酸の多く含まれた食物を積極的に摂取しつつ、足りない分はサプリメントで決められた摂取量を守ることがポイントです!

注意してほしいのは葉酸サプリの過剰摂取です!

「天然のモノグルタミン酸」「合成のモノグルタミン酸」、どちらの葉酸サプリも規定量を守って正しく摂取することで副作用の心配はありません。

しかし、「合成のモノグルタミン酸」は肝臓に蓄積されやすいので、過剰摂取すると副作用のリスクは上がります。そして、体にいいからと、追加でビタミンサプリを摂るのにも注意が必要です。

葉酸サプリの中には、葉酸以外にもカルシウムや他のビタミンが配合されているものもあるので、気づいたら過剰摂取だったなんてことも。もちろん葉酸サプリの複数摂取も過剰摂取になるのでNGです。

葉酸サプリに含有される添加物には、ショ糖脂肪酸エステルというものがあり、染色体異常を招く恐れがあると言われています。もちろん、規定量を守って使用すれば問題はありません。

葉酸サプリメントの量を守っていれば過剰摂取にはなりません

EI4o5nvX_YDG4MV1444700740_1444702868葉酸サプリに記載されている規定量を守り、かつ複数のサプリを摂取しなければ過剰摂取にはなりません。しかし、できれば天然由来の葉酸を使用している・添加物が含まれていないサプリを服用したいですね。

前日飲み忘れた分をまとめて飲んだとしても長期でなければ問題ありません

毎日飲んでいる葉酸サプリ、飲み忘れてしまうこともありますよね?前日の分をまとめて飲んだ場合、1日分が400㎍のサプリだったら2日分で800㎍ですが、これを毎日飲み続けない限り問題はありません。それが常時になってしまうと危険ということになります。

マリママ
やはり毎日きちんと記載されている量を摂取する習慣が大切ですね!

葉酸の過剰摂取より葉酸不足に注意すべき!

妊活中や妊娠初期は特に過剰摂取より、不足することの方が問題です。葉酸不足により胎児の脳や脊髄などの発育に影響し、神経管閉鎖障害やダウン症など先天異常のリスクが高まることが報告されています。

マリママ
葉酸は胎児の様々な器官を形成する細胞分裂を助け、DNAの合成を促すので、妊娠初期に必須なのです。さらに、葉酸不足は母体にも影響を与えます。

葉酸欠乏症になり、貧血やめまい、呼吸困難、下痢などの症状が現れたり、精神的にうつ症状になることもあります。葉酸を摂取することで、様々なリスクを減らせることがわかっているので、自分でできる予防手段となりますね。

葉酸不足は胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクがあります

葉酸不足における胎児へのリスクですが、「神経管閉鎖障害」の発症リスクが高くなると言われています。

「神経管閉鎖障害」とは、妊娠初期に発症する先天異常で、「二分脊椎症」と「無脳症」があります。「二分脊椎症」は脊椎の中にあるべき脊髄が外に出てしまうことにより起こる神経障害で、下半身の神経が麻痺することで歩行障害、運動障害、排尿・排便障害が起こります

「無脳症」とは、頭蓋と大脳が欠損した状態で、流産や死産の割合が高くなります。葉酸不足だけではなく、妊娠環境、遺伝が要因とされています。

また葉酸の効果は、赤ちゃんだけでなく私たちの体に良い働きをしてくれる栄養成分です。貧血・不妊治療・肌荒れなどにも効果があります。

葉酸の不足や過剰摂取にならない方法

マリママ
葉酸は不足しても過剰摂取してもいけません。
食事から推奨量が摂れればいいのですが、そうなると大量の野菜を食べなければならないので、それも難しいので、葉酸サプリからの摂取が推奨されているのですが、サプリに記載の容量を守って飲むことが大切です。

葉酸は食品とサプリメントから摂取することで胎児の健康もリスクが軽減する

食品の中でも葉酸を多く含むものを摂ったり、さらに葉酸サプリで摂取することで、胎児の先天性異常を防ぐことをお話ししました。

葉酸の多い食べ物は、ブロッコリー・緑茶・アボカド・春菊・バナナなど。1日の推奨量を摂ろうと思ったら、バナナだと1日20本も食べなければならないので、サプリに頼るのが大切ですね。

そして、お腹の中で日々細胞分裂を繰り返す胎児の為に、できるかぎりのリスクを減らせる取り組みをしましょう。

まとめ

  • 妊活・妊娠中の葉酸摂取推奨量は400㎍で上限は1000㎍
  • 葉酸の過剰摂取により葉酸過敏症やビタミンB12欠乏症の診断が困難になることがある
  • 妊娠中の葉酸過剰摂取により、胎児の喘息になるリスクが上がる
  • 葉酸サプリは規定量を守り毎日欠かさず摂ることが望ましい
  • 飲み忘れた分を次の日に飲む程度ならOK。常習にならないように注意
  • 過剰摂取より葉酸が不足することの方が問題。胎児の発育に影響するため

いかがでしょうか?葉酸の過剰摂取についてまとめましたが、食事からの過剰摂取は心配はなく、問題はサプリメントを決められた量を守らずに多く摂り続けることです。これを防ぐためには、パランスの良い葉酸サプリ1種類を飲み続けることではないでしょうか?また、健康な赤ちゃんとママのためにも、葉酸不足にはとくに注意しましょうね!

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