葉酸サプリで貧血改善!?妊婦さんや胎児の為におすすめする鉄分配合

葉酸の効果として「妊娠の可能性を高める」「胎児の先天性病気である神経管閉鎖障害のリスクを低減させる」などというものが有名ですよね。その他にも葉酸の効果として、貧血改善が期待できることをご存知ですか?

貧血の原因のひとつには、赤血球そのものが足りない場合があります。対策として赤血球合成をうながすための葉酸の補給が重要となります!

今回は、貧血と葉酸の関係と、妊婦さんの貧血対策法を詳しくご紹介します!

葉酸で貧血予防をする前に…まずは貧血の原因や治療法について知ろう!

貧血とはどんな症状?状態なの?

貧血とは血液の中の赤血球、赤血球の中のヘモグロビンの形成が、鉄不足や葉酸、ビタミンB12が不足することによって上手くいかず、酸素を身体の隅々まで運べなくなる状態です。

そのため、身体は酸欠状態になり、めまいや立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛、顔色が青白いといった顔面蒼白(がんめんそうはく)などの症状が現れます。

貧血の原因とは?

貧血の対策といえば「鉄分を多く摂ること」と思われる方がほとんどかもしれませんが、貧血は2種類の原因があります。

  1. 赤血球の中の鉄分(ヘモグロビン)が足りないタイプ
  2. 赤血球そのものが足りないタイプ

1の鉄分が足りない貧血対策は、鉄分を補給すればOKなのですが、2の赤血球が足りない貧血対策は、葉酸の効果で赤血球合成を上手に働かせることが大切です。

とくに女性の場合は、毎月の生理による出血や、妊娠・出産・授乳によって多くの鉄分が必要になることで貧血になる方が多い原因と考えられています。

貧血の治療法とは?

まず何が原因で起こっているかを見きわめる必要があります。血液検査をすれば、血液中の赤血球やヘモグロビン、鉄、葉酸の量を知ることができますから、血液中に何が不足して貧血を起こしているのかがすぐに分かります。

貧血を改善するポイント!

前途で説明した、①鉄不足で起こる貧血と②葉酸やビタミンB12で起こる貧血とでは、貧血の種類がちがうのでそれを知ることで、貧血を治す近道となるでしょう!

葉酸が欠乏すると貧血になる!妊娠中の胎児への影響は?

現在、日本の妊婦さんの9割が葉酸不足といわれています。食の西洋化などが進み、日本人全体として野菜を摂る量が減っていることもその原因の一つかもしれません。

また、現代の日本人の根強い考え方として、痩せていることが美しい、ということがあります。そのため、妊娠適齢期の女性たちの多くはダイエットを意識し、妊娠中も太りたくないという思いから、食事を抜くなどバランスの悪い食生活を送る妊婦さんも増えています。

しかし、そういったことが原因で妊娠中に葉酸が不足してしまうと、お母さんは貧血になってしまう危険性はないのでしょうか。

葉酸不足が胎児に及ぼす影響

妊娠初期の胎児の主要な器官が造られる時期に葉酸が不足すると、お母さんが貧血を起こしやすく、胎児に先天性の疾患を招く原因となりかねません。

脊椎が形成される時期に葉酸が不足すると、二分脊椎症など神経管が閉鎖されてしまう病気を患う危険性があります。

妊娠が発覚する妊娠超初期の頃にはすでに脊椎は形成されているといわれています。ですから、妊娠する可能性や妊活中の女性は、葉酸が多い食事を摂ることと葉酸サプリの摂取が必要とされています。

妊婦検診「貧血」で引っかかったらどうなる?胎児への影響は?

妊婦検診では初期(妊娠8~10週頃)、中期(妊娠24週頃)、後期(妊娠36週前後)の合計3回、採血を行い貧血かどうかを調べます。もし、検査で貧血と診断されてしまうと、ママだけではなくお腹の赤ちゃんにもいくつかの影響があるといわれています。

これまで妊婦貧血により胎児への影響があったと報告されているのが、低出生体重児や未熟児で生まれやすいことです。これは、Hb(ヘモグロビン)値が8.0~10g程度の貧血にもっとも多いと報告されています。

妊娠中期以降の軽度の貧血の場合、赤ちゃんの体重が重く生まれ、低出生体重児の確率が少ないとデータで報告されています。

マリママ
また、妊婦貧血で一番怖いのが胎児死亡への影響です。妊婦貧血が急速に発症してしまうと、お腹の赤ちゃんがなくなってしまう可能性もあるといわれており、妊娠中の貧血は見過ごさずに考えていく必要があります。

●参考●http://www.jsognh.jp/common/files/qa/1-1-4_201604.pdf

そもそも鉄分とは?ヘム鉄と非ヘム鉄の2つの種類がある

貧血には鉄分補給がいい!といわれますが、食材に含まれる体に良い「有機鉄」は“ヘム鉄”と“非ヘム鉄”の2種類に分けられ、それぞれに特徴があります。貧血改善のために、それぞれの良し悪しを確認しておきましょう。

■ヘム鉄

肉や魚などの動物性食品に多く含まれる鉄分で、たんぱく質と結合し酸素を体のすみずみまで届ける働きがあります。吸収率が高く、非ヘム鉄と比べると約5~6倍も高く、食物繊維などからの吸収阻害を受けにくい特徴があります。

■非ヘム鉄

ほうれん草やイチゴ、穀物などに多く含まれる鉄分です。非ヘム鉄は吸収される時に食物繊維やタンニンなどの成分から攻撃を受けやすいため、吸収率が低く胃壁や腸管を荒らす可能性があります。

貧血予防の薬 フェロミアの成分・効果・副作用について

フェロミアは鉄欠乏性貧血の治療薬として処方されます。鉄分不足が起こった時にフェロミアを服用することで、骨髄で血液を作る際の材料となり、体内に不足する鉄分をカバーします。

フェロミアの主成分はクエン酸第一鉄ナトリウムなので、服用するとレモンのような酸味を感じます。妊娠中の貧血検査で引っかかると処方されやすい治療薬なのですが、フェロミアを飲むと「便が黒くなる」などの副作用があります。

これは体内の鉄分不足を補ってくれる働きがあるのですが、胃腸内へ刺激が強い成分のため、消化不良を引き起こして便秘や便が黒いなどの症状があります。妊娠中は普段から便秘になりやすいため、フェロミアを服用する場合は便秘対策をしっかり行いましょう。

葉酸サプリで貧血改善(予防)ができる?

妊婦貧血は鉄分が多く含まれた食事改善をするだけで、だいぶ効果が高まります。しかし、バランスの良い食事を心がけても吸収率が悪いなどの理由から、思ったよりも貧血改善へつながっていないケースが多いのです。

葉酸サプリは妊娠中の貧血改善や予防へ効果的であるとされており、多くの産婦人科でも推奨されています。実際に、妊娠初期の母子手帳を発行してもらう際に、葉酸サプリのサンプルなどを配布している自治体もあります。

マリママ
一般的に考えると、葉酸を取り入れるなら食事でも十分と考えますよね。でも、葉酸サプリを飲むことで貧血改善や予防には嬉しい効果があります。

葉酸サプリなら効率よく吸収できる

レバーやほうれん草に含まれる葉酸を「食事性葉酸」といい、ほとんどがいくつかのグルタミン酸が結合した“ポリグルタミン酸型”です。そして、葉酸サプリなどの加工食品の葉酸は、グルタミン酸が一つ結合した“モノグルタミン酸型です。

食事性葉酸が体内に取り入れられると、胃や消化管の酵素で分解されモノグルタミン酸型の葉酸に変わり、小腸から吸収されます。食事から葉酸を取り入れようと思うと、途中で変換されるなどし葉酸サプリなどのモノグルタミン酸と比べるとおよそ半分ほどの吸収率に違いがあると報告されています。

酸と鉄分以外に必要な栄養素とは?

妊娠中は葉酸と鉄分以外にも、母体と胎児の成長に必要な栄養素がたくさんあります。意識して取り入れることで、貧血改善や予防への効果を高めてくれますよ。

たんぱく質

肉や魚、大豆などに多く含まれるたんぱく質は、血液中のヘモグロビンの材料になる大切な栄養素です。鉄分と結合するため、非ヘム鉄の吸収率を高める働きもあります。

銅などのミネラル類

銅はミネラルのひとつとされ、ココアやカシューナッツなどに多く含まれています。銅はたんぱく質と結合し、酵素を体中に運んだり活性酸素の除去などの働きがあります。血液を作るために鉄分と同じく銅も必要です。

ほかにも亜鉛やセレン、マグネシウムなどのミネラル類も、貧血予防に効果的です。

ビタミン類

ビタミン類は葉酸や鉄分のように、造血作用に働きかける栄養成分です。柑橘類などの果物に多く含まれています。

ビタミンC:非ヘム鉄の吸収率を高めたり、抗酸化作用がある
ビタミンB12:正常な赤血球を作る
ビタミンB6:赤血球のヘモグロビンの合成に必要

カルシウム

魚や牛乳などに含まれるカルシウムが不足すると、ビタミンB12の吸収率を低下させるなどし、貧血を引き起こすきっかけを作ってしまいます。カルシウムは血液凝固など妊娠中にうれしい効果がたくさんあります。

クエン酸

梅干しやレモンなどに含まれるクエン酸は、鉄分と結合し造血作用に働きかけます。また、ミネラル類の吸収率を高めてくれるため、貧血予防のために取り入れた栄養補給をサポートします。

モリブデン

豆類や種実類、穀類に多く含まれる栄養成分で、体内の有害物質を分解する酵素です。鉄分の働きをサポートし、造血作用を高めることから「血のミネラル」と呼ばれる場合もあります。

 産後や母乳にも注意!葉酸欠乏は貧血を引き起こしやすい

産後は赤ちゃんのお世話で疲れがたまりがちであったり、母乳育児されているママさんは授乳でも注意が必要です。

母乳は血液で作られているので多くの血液が赤ちゃんのために必要です。妊娠中に引き続き貧血予防に注意しなければなりません。

鉄分配合の葉酸サプリがおすすめの理由

葉酸不足はお母さんの身体にとっても、赤ちゃんの発達においても非常に危険な状態です。

葉酸が多い食事を心がけることと同時に、葉酸サプリで補うことが大切です。また、妊娠初期のつわりの症状などで食べられないときも、栄養バランスの良い葉酸サプリが心強いですね!

ママと赤ちゃんのためですが、妊娠中から子育ては始まっていることを忘れないようにしましょう。

葉酸サプリには、そんなママさんたちの悩みにも配慮した鉄分が配合されているものがあります。バランスの良い成分が入った葉酸サプリを摂ることで、妊娠や産後のトラブルにも負けないようにしましょう!

普段から貧血対策で葉酸を意識して妊娠中を元気に過ごしましょう!

女性は貧血になりやすい原因が多くあるので、毎日の食生活を注意して、さらに葉酸サプリで補うようにするのがベストです。

とくに妊娠中の貧血は危険を伴うことをしっかり覚えて対策するように心がけましょう!

 

マリママ

また、葉酸サプリもそうですが多くのサプリメントは、合成や天然素材で作られたものがあります。また、価格の高いものから安いものまで豊富に販売されています。

ご自分の予算や好みにあったサプリメントを選ばれることをおすすめします!

 

 

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