・健康と葉酸

脳卒中を予防できる葉酸の効果とは?コレステロールとの関係は?

更新日:

日本人の死亡原因で多いのが脳卒中です。

○代以上の人が患う病気と認識している人が多いのですが、10代や20代など若い世代でも発症する例がいくつもあります。

脳卒中は生活習慣などの原因で、脳の血管が詰まったり破れて出血したりなど、さまざまな症状を引き起こします。

葉酸と言えば、「妊娠を望む女性に最適」「妊娠中に葉酸を飲むと母体と胎児の健康促進に役立つ」といった面が有名ですが、なんと最近、「葉酸は脳卒中予防にも効果がある」ということが発表されました。

中国での、2万人以上の高血圧症の成人を対象にした大規模な研究において、「従来の血圧降下剤だけでなく葉酸もあわせて摂取した人たちのほうが、脳卒中の発症率が低い」という結果を出したのです。

栄養素のひとつである葉酸が、脳卒中の予防に役立つといわれています。どのような効果があるのか、体内へ効率よくとり入れる方法などを詳しく紹介します。

葉酸がどうして脳卒中予防に効果的なのか?

葉酸がなぜ脳卒中予防に効果的なのかというと・・・これは「葉酸には、動脈硬化を招くホモシステインという物質を代謝し、無害化する作用がある」というのが大きく関係している、と考えられます。

動脈硬化が進行すると血管が弾力を失ってもろくなり、血管が破れてしまう脳出血を起こしやすくなるだけでなく、コレステロールや中性脂肪等で血管内の血液の通り道も狭くなるため、ちょっとした血栓でも血管が詰まり、脳梗塞なども起こしやすくなってしまいます。

だからこそ、ホモシステインを代謝して動脈硬化を防ぐというのは、脳出血や脳梗塞などの脳卒中予防にもつながるというわけなのです。

アメリカでは葉酸の効果を評価したFDA(米国食品医薬品局)が、1996年に国内で生産されるパスタやパンなどへの葉酸強化を義務化しました。それから3年間後、アメリカ人の血中ホモシステイン値の推移を調べたところ、2割近く下がったことがわかりました。

実際に中国の研究グループが、総コレステロール(TC)高値の高血圧患者へ葉酸を投与したところ、脳卒中の発症が減少したというデータが臨床試験により報告されています。

葉酸が不足するとホモシステインが代謝されず体内に残り、動脈硬化をまねくと先ほど説明しました。本来ならホモシステインは、肝臓機能を正常に働かせるメチオチンへ代謝されます。

このメチオチンが不足すると肝機能が低下し、動脈硬化などを引き起こしてしまいます。メチオチンへ代謝するためにはビタミンB群である葉酸が必要なのです。

日本人は葉酸不足が多い?その原因は?

私たちは父親と母親の両親から2つの遺伝子を引き継いで産まれてきます。人ぞれぞれ個性があり、病気になりやすい・なりにくい人などさまざまな特徴があるのは、遺伝子が違うからなのです。

たとえば、どんなにお酒を飲んでも酔わない人、お酒を少し飲んだだけでフラフラしたり顔が赤くなる人、まったく飲めない人がいますよね。
この違いは、両親から受け継いだ2つの遺伝子がアルコール分解ができる酵素を持っているかによって、お酒に強い・弱いが変わるのです

葉酸も同じく両親からの2つの遺伝子の組み合わせによって、葉酸代謝の酵素が作られるかが変わってきます

2つとも正常 作られる
1つだけ異常 約半分は作られる
2つとも異常 作られない

日本人は遺伝子が2つとも異常ある人が全体の約15%といわれています。つまり、約6人に1人は葉酸代謝が作られなかったり不足しているのです。

葉酸不足は動脈硬化や脳卒中のリスクを高める原因のひとつなので、日本人が患いやすい病気のトップクラスに毎年入っているのです。

生活習慣で脳卒中は予防できる?

日本人にとって脳卒中は人ごとではない病気のひとつです。葉酸不足も原因のひとつですが、そのほかにも生活習慣の乱れが積み重なったことで脳卒中を引き起こしてしまう可能性があります。

普段どんな生活をすると脳卒中になるのか、それぞれの原因は予防できるのかも合わせて紹介します。

タバコを吸うと血管が傷つきやすくなる

タバコの含まれるニコチンには、血管を収縮する働きがあります。1日に何本も吸い続けると血液の濃度が濃くなり、血管の壁が傷つき脳卒中を引き起こしやすくなります。

イライラ防止に吸う人が多いのですが、少しずつ本数を減らしたり禁煙外来で治療をするなど、脳卒中予防をしましょう。

アルコールの飲み過ぎが高血圧の原因

お酒を飲むことは心が落ち着いたりコレステロールを下げる働きがあるため、決して悪いことではありません!ただし、適量のお酒を飲むのであればのお話です。

1日に飲むアルコール量は日本酒なら1合(180ml)、ビールなら500mlまでといわれ、それ以上は糖質のとり過ぎなどにより肥満や高血圧の原因になりかねません。

内臓機能を休ませるためにも、毎晩飲むのではなく1~2日は休肝日を作りましょう。

塩分、脂質量の多い食事が続くと高血圧へ

脳卒中になる原因は、高血圧や血中コレステロール値の高さです。塩分や脂肪はエネルギー源に必要不可欠ですが、体内にとり入れ過ぎると変換されずに血管へ悪い影響を与えてしまいます。

塩分の代わりに昆布などのダシを活用したり、脂質の少ない鶏肉や赤みの肉で料理するなど工夫しましょう。

運動不足は血管を細く弱らせる

運動することでエネルギーが消費されたり、筋肉が使われて代謝がよくなります。代謝アップにより血管が広がり血の巡りがよくなります。

運動不足は血管を細くして傷つきやすくするだけではなく、消費されなかったエネルギーにより肥満につながる可能性があります。1日10分でもウォーキングなど有酸素運動を取り入れてみましょう。

肥満やコレステロールと脳卒中の重要な関係は?

脳卒中を引き起こす原因として、肥満やコレステロールの増加といわれています。この2つには関係性があるのか、国立循環器病センター集団検診部の研究グループは8年の間、追跡調査をおこなっています。

その結果、高血圧の人と比べると血中のコレステロール値が低い人の方が、脳卒中を発症しやすいことが判明しました。これは別の研究調査でも同じ結果となり報告されています。

そもそも、コレステロールは血管の細胞膜を強くするために必要な成分であるため、不足すると破れやすくなり脳出血を起こしやすくします
しかし、コレステロール値が高いと脳出血ではなく、血管が詰ったり細くなり脳梗塞を発症しやすくします。

食べたカロリーより消費されるカロリーの方が少なければ、中性脂肪が体内へどんどんたまります。やがてコレステロール値が高くなり、血管内を圧迫してしまい脳卒中を引き起こすきっかけになるのです。

※脳卒中はひとつの病気ではなく、脳出血や脳梗塞など脳血管障害の病気を代表する呼び方です。

脳卒中予防の近道は葉酸サプリで簡単に!

最悪の場合、死につながる脳卒中を予防するため、食事や運動など生活改善をしている人が多いと思います。毎日の積み重ねは大切ですが、脳卒中に効果的な葉酸は食事から思ったよりも吸収されません。

というのも、葉酸のデメリットは“加熱と吸収率の悪さ”です。たとえば、ほうれん草200g中に含まれる葉酸が210μgあれば、ゆでておひたしにすると110μgまで減少します。

成人した男女は1日200μgの葉酸をとり入れましょうと、厚生労働省では推奨しています。食事で葉酸をカバーするには、毎日たくさんの野菜などが必要です。

1日に足りない分の葉酸は、厚生労働省でもサプリなど健康補助食品でカバーするように推奨しています。葉酸サプリなら簡単に、今からできる脳卒中予防できますよ。

 

中高年者の脳卒中予防は葉酸サプリを飲むべき!

192

というわけで、葉酸は脳卒中予防に大いに効果的な、注目すべきビタミンであると言えます。

そんなすぐれた葉酸を、脳卒中予防のために摂取することを特におすすめしたいのが、中高年世代です。

なぜかというと、脳卒中の原因となる動脈硬化を引き起こす物質・ホモシステインは、加齢とともにその濃度が上昇していく傾向にあります。

女性などは、閉経後に一気にホモシステインの濃度が急上昇する傾向がありますよ。

だからこそ、ホモシステインの上昇を抑えるために、中高年世代になったら葉酸サプリを飲むことがおすすめ、というわけなのです。

もちろん、食品からも葉酸を摂取することは可能ですが、実際は多くの人が「必要量ギリギリの摂取か、それに満たない摂取」となっています。そんな現実があるからこそ、脳卒中予防の効果を見込めるほどの十分な葉酸を摂取するためには、葉酸サプリを活用するのがおすすめなのです。

 

★あわせて読みたい

 

まとめ

葉酸は脳卒中を予防する効果があります。食事からとり入れるのは難しいため、葉酸代謝を助けるビタミン群が豊富に含まれてたサプリで、脳卒中予防をはじめてみませんか。

 

目的別で選ぶ♪(それぞれの項目について詳しくご説明しています。)

-・健康と葉酸

Copyright© 葉酸サプリメントのチカラ※妊娠に効くおすすめ&ランキング , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.