低体温でも生理が来ない!もしかして妊娠した?妊娠超初期の基礎体温

妊娠の可能性が高い時期である排卵期を知るためには、毎日きちんと基礎体温を測ることが大切です。

妊娠していない状態は、生理日から排卵日まで低温期が続き、そのあと高温期に入ります。そして、生理が来て再び低温期に入る…というサイクルになります。

高温期の時期を経ても生理が来ない場合は、「もしかして妊娠したのでは?」と思いますよね。では、低温期に入ったのに生理が来ない場合は、どのようなことが考えられるのでしょうか。

もしかして妊娠?妊娠時の基礎体温の変化

マリママ
妊娠しやすい時期は、排卵日の3日前から5日間

低温期が妊娠しやすいと言われるのは、低温期の終わりごろに排卵日があるからです。
そして、排卵日後から次の生理までが高温期になります。通常、妊娠した場合は高温期が17日以上続くと言われています。
基礎体温をつけ、排卵日も予測できている状態で、生理の予定日を過ぎても生理が来なければ、妊娠を疑うと思います。妊娠時の基礎体温はどう変化していくのでしょうか?見ていきましょう。

妊娠した時の基礎体温の変化

基本的に妊娠した場合、高温期が17日以上続きます。高温期は、平常の体温より0.3~0.6度高い状態です。

この高温期は、黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えるために起こります。

黄体ホルモン(プロゲステロン)とは、受精卵を着床しやすくするために子宮内膜を厚く柔らかくし、受精卵を育てるために体温を少し上げるという作用があるホルモンです。

妊娠した場合、受精卵を育てるために黄体ホルモンは働き続けるので、高温期が続きます。

妊娠しなければ、黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きが少なくなり、卵胞ホルモン(エストロゲン)という排卵を促す働きのあるホルモンが分泌され、生理が始まり低温期に戻ります。

妊娠してからの基礎体温の変化

妊娠超初期と言われる妊娠0週~4週から、胎盤が完成する12週~15週くらいまでは高温期が続きます。

そして、胎盤が完成する20週くらいまでには体温は下がります。胎盤が完成すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)が胎盤から直接胎児に働くようになるので、母体に対しての影響が少なくなり、体温が下がっていくのです。

基礎体温が低い!でも生理が来ない!考えられる原因とは?

近年は「低体温」という、平熱が36度未満の方が増えています。「低体温」の方は、平熱が低いため高温期でも36.5度程度にしかならず、高温期なの?と戸惑う方もいらっしゃるようです。

基礎体温が、低いながらも高温期・低温期と綺麗に二つに分かれるグラフになっているのなら、生理周期もわかり、排卵日も予測できるでしょう。

しかし、低体温が続き、生理が来ない場合はどのようなことが考えられるのでしょうか。

妊娠の可能性

低温期と高温期の差があまりない場合も考えられます。
低温期だと思っていても実は0.3度くらい上がった高温期だった、なんてこともありえます。
その場合、実は妊娠しているという可能性もあります。

 

ホルモンバランスの乱れ

ストレスや過労、偏った食生活や過度のダイエットなどでホルモンバランスは乱れます。
ホルモンバランスが乱れると、体温調節が正常に行われない状態になることもあります。
生理不順の原因にもなりうるので、低体温でも生理が来ないこともあります。

無排卵月経

無排卵月経とは、排卵障害の一つで、生理は来るけれど、排卵していない状態のことです。
排卵していないということは、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されないので、体温が上がりません。
基礎体温をつけていると、高温期と低温期の分かれがない事が見られます。

>> 症状としては

  • 生理不順(数か月に一度や月に二度以上など。)
  • 月経量が多かったり、少なかったりします。
  • 生理痛がほとんどない場合が多い。
  • 生理の日数が2日間など少ない、もしくは一週間以上続く。
  • 基礎体温の高温期と低温期の差がない

高プロラクチン血症

プロラクチンとは、母乳を作る体作りや産後の子宮収縮を助ける働きをするホルモンです。
そのプロラクチンが血中で高濃度になるのが「高プロラクチン血症」。
無排卵月経や黄体機能不全にもつながると言われています。

>> 症状としては

  • 出産前後でもないのに母乳(乳汁)が出る。
  • 生理不順
  • 無月経や無排卵
  • 基礎体温の乱れ
  • 胸が張る

黄体機能不全

黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が少なかったり、うまく機能していない状態なので、低体温のままになります。
黄体ホルモン(プロゲステロン)の機能が十分ではないということは、子宮内膜を厚くする働きができないので、妊娠しづらくなります。

>> 症状としては

  • 不正出血
  • 生理不順
  • 基礎体温の高温期と低温期の差がない。もしくは、高温期が短い。

子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮の内側に出来るはずの内膜が、違う場所にできてしまう病気です。
通常であれば、毎月生理の時に剥がれて血液と共に排出されます。
そしてまた、子宮の内側にでき、生理と共に剥がれるというサイクルです。
しかし、子宮以外の卵巣や腹膜などにできてしまうのが子宮内膜症で、剥がれる時にはひどい生理痛のような痛みや、骨盤の痛みが伴うことが多いようです。
さらに、子宮に出来るのとは違い、はがれにくくなり、出来たところにとどまって癒着や炎症を起こすこともあります。
>> 症状としては

生理痛や骨盤痛、排便痛などの強い痛みを伴います。

子宮筋腫

子宮の様々な場所にできる、良性の腫瘍です。
良性ですが、ほおっておくと10kg以上もの大きさになってしまうこともあります。
不妊の原因にもなり、早産や流産の原因にもなります。
筋腫のできる場所によって症状は違います。

>> 症状としては

  • 月経量が多い
  • 生理痛が強い
  • 不正出血
  • 腰痛
  • トイレが近くなる

多嚢性卵巣症候群

これも排卵障害の一つで、卵胞は育つのですが、排卵するのに時間がかかる病気です。

 

 

>> 症状としては

  • 生理不順(無月経やダラダラと続く)
  • 月経量が多い
  • 男性ホルモンが多くなることで、ニキビができやすくなったり、体毛が濃くなる

これ以外にも他の病気や40歳未満で閉経してしまう「早期閉経」など、様々なことが考えられるので、低体温の状態で生理が来ない日が一週間以上続く場合は、一度受診して、原因を調べた方がいいでしょう。

妊娠して体温が下がるのは大丈夫?赤ちゃんへの影響は?

妊娠し、胎盤が完成すれば体温は下がります。しかし、それ以前に低体温になった場合には、様々な原因が考えられます。

妊娠初期の低体温の注意点とは?

妊娠初期に低体温になった場合、どのようなことが考えられるのでしょうか?
極端に心配のいらない原因が多いですが、改善が必要な原因もあります。

基礎体温が正しく測れていない場合

基礎体温は起き抜けに測るので、測っている途中で寝てしまい、口の中で体温計がずれていたり、体温計を取るために一度起き上がってしまった、なんてこともあるかもしれません。
また、計測時間がまばらだと、体温に変化があります。
朝早く起きたときと、昼頃目覚めた時の基礎体温には差が生じるのです。

マリママ
正しく測ることが大切なので、体温計は枕元などすぐ手の届くところに置き、寝たままの状態で、毎日同じ時間帯で測れるようにしましょう。

気温が低くなり、体が冷えている

室内の温度があまりに低いと、体温も下がることがあります。
冬は外気温が下がりますし、夏は冷房をつけていたことにより室温が下がっていて体が冷えてしまうこともあります。
とくに妊婦さんには冷えは大敵ですので、室内の温度調節には注意しましょう。

睡眠不足

睡眠不足も体温を低くしてしまう原因です。
正しい基礎体温は、4時間以上の睡眠後の計測だと言われています。
睡眠時には体温が下がり、起床するまでに徐々に上がっていきます。
なので、睡眠時間が短いと、体温が上がってくる前に計測することになるので、低い体温になるのです。
逆に睡眠時間が10時間以上など多すぎると体温が高くなると言われています。

ストレス

過労やストレスは、基礎体温を乱すことがあります。
ホルモンバランスや自律神経のバランスを乱すため、体温調節機能に影響するのです。

 

 

極度の便秘

便秘が続くことで、老廃物を排出できず、血流が悪くなる恐れがあります。
血流が悪くなると、血行や代謝も悪くなるので、冷えにつながり、体温を下げることもあります。

インプランデーションディップ

マリママ
受精卵が着床するときに一時的に体温が下がる現象を「インプランデーションディップ」といいます。

全ての人に見られる症状ではないので、インプランデーションディップがないから妊娠じゃないというわけではありません。
インプランデーションディップの場合、1・2日で高体温に戻ります。

流産の可能性

高温期中の体温の低下には様々な原因がありますが、可能性の一つに流産があります。
2・3日ほどでまた体温が上がった場合は、睡眠不足など上記の原因かもしれません。
しかし、3日間以上下がった状態が続いたときは、一度受診したほうがいいでしょう。

基礎体温だけでなく他の症状も注意しよう!

基礎体温にも注意しながら、他の症状がないかもチェックしましょう。
逆に言えば、低体温でも体調がよく、他の症状がなければあまり心配いらない場合の方が多いのです。

不正出血

血の塊が出るような出血や多めの出血、強い腹痛があった時は、早めに受診してください。

ひどい吐き気

妊娠中のつわりとは明らかに違う、冷や汗が出るような吐き気や止まらない吐き気にも注意が必要です。

体の震えやめまい

ぐるぐると回るような回転性のめまいや、体がガタガタ震えるほどの震えがあった場合も注意が必要です。
おさまらず、続く場合には受診したほうがいいでしょう。

早く知りたい!フライング妊娠検査薬について

妊娠の兆候が見られたら、もしかして!と早く知りたいですよね?今では生理予定日から使える妊娠検査薬も出ているようです。

妊娠超初期の症状とは?

妊娠超初期の妊娠0週から4週には、どのような症状があるのでしょうか?気づかない方がほとんどの中、着床出血がある方や体温が上がることにより、気づくこともあります。

まとめ

いかがでしたか?基礎体温の微妙な変化も大切ですが、妊娠超初期といわれる、妊娠0週から4週に現れる症状も注意してみましょう。

人により妊娠超初期症状に気づくのは個人差がありますが、着床出血があったり、体温が上がったりとさまざまな症状が現れます。

また、妊娠の兆候が見られたら、もしかして?!と早く知りたい気持ちが抑えられないと思います。そんなときは、生理予定日から使える妊娠検査薬があるので使用してみるのも良いですね!

マリママ
それと一番大切な「葉酸」を欠かさずに摂るようにしましょうね!妊娠前から妊娠初期までが胎児の葉酸摂取が重要な時期です。元気で健康な赤ちゃんのために、はじめにママができる愛情ではないでしょうか?
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