*妊娠と出産について

出血や腹痛は子宮外妊娠?初期症状や兆候、治療法を説明します!

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皆さんは子宮外妊娠という言葉を聞いたことがありますか?妊娠といってもさまざまなケースがありますが、その中の一つが子宮外妊娠です。
本来なら子宮内膜内で受精卵が着床するのですが、なんらかの原因で子宮外で着床した症状をいいます。当然ですが、この状態では妊娠継続は困難です。早期治療や手術をしなければ、ママの命にも関わってきます。およそ200回~500回の妊娠に1回あるとされている子宮外妊娠です。
子宮の外で妊娠が発覚すると、人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
また、その原因はいったい何なのか。今回は子宮外妊娠について探ってみたいと思います。

子宮外妊娠はいつ頃わかるの?

妊娠5.6週頃に入ると「あれ、妊娠したかも」とわかる人が多いです。妊娠検査薬でも陽性反応が出やすい時期のため、その後病院で本格的に調べてもらう人が多いと思います。

子宮外妊娠は、検査薬や病院での尿検査で陽性反応が出てもわかりません。妊娠6.7週頃に入ると赤ちゃんを包む袋である胎嚢(たいのう)が確認できます。この胎嚢が見えるか、見えないかが一番はじめの判断ポイントです。

ですが、妊娠初期は週数の数え方に多少の誤差があるため、1回目の診察では胎嚢が見えない場合もあります。また、尿からの陽性反応が薄かったり、子宮内出血による塊なのか胎嚢なのか、ベテラン医師でもこの時期は判断が難しいのです。

7週頃まで胎嚢が確認できなければ、残念ながら子宮外妊娠の可能性は高いと判断されます。子宮外妊娠は発見が遅ければ母体への負担が大きくなります。

早期発見と治療が大切なので「妊娠しているかも・・・」とわかったら、妊娠6週目頃までには産婦人科で診察をかならず受けましょう。

子宮外妊娠の症状や兆候

医師による診察で子宮外妊娠が発覚しますが、自覚症状で妊娠トラブルかも・・・とわかる場合があります。

  • 少量の出血がある
  • おりものがピンク色
  • 下腹部にチクチクとした痛み

妊娠超初期(1~4週目)なら出血量や痛みが少しですが、受精卵が成長するとともに母体へ負担が大きくなるため、症状がどんどん強くなっていきます。

受精卵が大きくなりすぎて卵管が破裂してしまったときは、立っていられないほどの激痛におそわれます。大量出血などで大変危険なので、症状が強まる前に早期受診をしましょう。

子宮外妊娠になる原因は性病?それとも体質?なりやすい人まとめ

原因を探ってみると…

初めに、受精卵は子宮内腔の粘膜に着床するのが正常です。赤ちゃんとして成長するためには、受精卵は子宮内に着床しなければいけません。赤ちゃんが成長しやすい環境は、子宮内膜の中でもっとも厚みがありフカフカした部分です。
しかし、それ以外の子宮の中ではあるけれども、正常ではない部位や、卵巣、腹膜表面、卵管内に妊娠が子宮外妊娠と言います。
子宮外妊娠を起こす順序としては、卵管内に炎症が起きるのが始まりです。(因みに、卵管内の炎症はクラミジア・淋菌などによる性感染症が原因の場合もあります。)

そして卵管の通過が悪くなったり、受精卵を子宮内に運ぶ機能が低下すると、受精卵が卵管内にとどまって子宮外妊娠になるとされています。
しかし、その機能障害に気づくことは極めて難しく、ただ、現段階では子宮外妊娠の原因がはっきりわかっていません。さまざまあるといわれていますが、考えられる原因をいくつか紹介します。

 

卵管が詰って子宮へたどりつけない

卵管がクラミジア感染や子宮内膜症などで炎症していると、繊毛(せんもう)が正常に働かず子宮まで受精卵がたどりつくのが難しくなります。通常なら繊毛が子宮へ受精卵を送る働きをしてくれます。

子宮環境が悪く着床できない

前の妊娠・出産で中絶や帝王切開などの手術をおこなったときの傷が、子宮内膜への着床を邪魔している可能性もあります。また、避妊具の挿入による影響など、子宮環境が整っていないと上手に着床できません

体外受精・顕微受精によるもの

体外で受精した卵子を体内に戻しても、かならずしも子宮内膜で着床できるとは限りません。卵管などで着床してしまった場合、妊娠反応はありますが残念ながら成長を見守ることができません。

体外受精や顕微授精の場合、自然妊娠より子宮外妊娠の確率が約1~6%高いといわれています。受精卵を子宮に戻したとき、卵管へ迷い込んでしまうことが原因として考えられます。

子宮外妊娠になりやすい人

子宮以外で妊娠してしまう確率は、全体の1%といわれています。100人に1人の確率であるため、自分には絶対ありえない話とは限らないのです。

子宮外妊娠になりやすい人をまとめてみました。

  • 前の妊娠から5年以上たっている
  • 2人目以降の経産婦
  • 前にも子宮外妊娠を経験
  • 子宮内避妊具(IUD)を使用しての妊娠
  • 不妊治療による妊娠
  • 子宮内膜症を患っている

この症状がひとつでも当てはまるからといって、かならず正常の妊娠につながらないとは限りません。

 

子宮外妊娠の治療や手術について

せっかく妊娠反応が出たのだから、授かった赤ちゃんを無事に出産したい気持ちはわかります。ですが、子宮外の卵管などに着床してしまうと、受精卵が大きくなるにつれて卵管破裂というおそれがあります。

このままだと大量出血となり輸血が必要になるなど、母体にとって危険です。そのため、子宮外妊娠とわかった時点で症状にあわせ、早期治療がおこなわれます。

 

どんな症状が起きるのか

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下腹部痛が起こったら子宮外妊娠を疑った方がいいです。
卵管内で妊娠した場合、そのまま進行すると卵管が破壊したりして、出血が腹腔内に溜まってくるためです。

また、子宮外妊娠を疑った方がいいとされる別の徴候としては、尿の妊婦反応が陽性ですが、超音波検査では見つからない場合です。
正常妊娠の初期や、子宮内の流産も同じように反応が出ます。慎重な判断が必要です。

どんな治療が有効なのか

治療は症状の具合にあわせていくつかの方法でおこないます。薬物治療では難しい場合、腹腔鏡下(ふっくうきょうか)手術により卵管摘出などをおこないます。

早期発見で症状が進行していなければ、細胞組織を消滅させるメトトレキサートという抗がん剤治療を使い卵管部分に投与します。

治療の方法としては、腹腔鏡や開腹手術によって妊娠部位を特定します。
また卵管ごと切除する方法もあります。その場合は、残っている卵管で再び子宮外妊娠を起こす可能性があります。
もしくは、妊娠組織を除去して止血し、そのまま卵管を残すかです。

ここで注意しなければいけないことは、妊娠の初期と排卵が遅れる場合です。
正常に妊娠した場合であっても、子宮外妊娠が疑われることがあります。
いずれにせよ、早期の発見と迅速に受診することをお勧めします。

 

卵管摘出手術とは?次の妊娠への影響

受精卵が着床してしまった卵管を開腹手術によって摘出します。卵管は左右に2つあるため、片方を摘出しても次の妊娠がまったくできなくなることはありません。

1つしか卵管がないため、次の妊娠は半分の確率と思いがちですが、実際は約3分の1の確率で卵管が卵子をキャッチするというデータがあります。子宮外妊娠を経験し、次は無事に出産できたという人もいます。

 

子宮外妊娠は再発しやすい?今からできる妊活

先ほども説明しましたが、かならずしも子宮外妊娠は再発するとは限りません。

次の妊娠を諦めてしまう人もいますが、葉酸をとり入れて次の赤ちゃんを迎えるために子宮内の準備や精神面を落ち着かせて、今からできる妊活をしませんか。

さまざまな妊娠方法がありますが、赤ちゃんを授かること自体が奇跡です。でも、その奇跡はこれからママとなる準備をするかしないかでも確率は左右されます。

妊娠しやすい体づくりとして厚生労働省が推奨しているのが「葉酸」です。葉酸は、妊活・妊娠をしっかりサポートしてくれる栄養成分です。

  • 子宮内膜を厚くフカフカにして妊娠をサポート
  • 赤血球の材料となり貧血や冷え性を予防
  • 細胞組織を修復したり代謝をよくする
  • ビタミンB群により神経系を落ち着かせる
  • 赤ちゃんの先天性リスクをおさえる

メンタル面の強化など、葉酸にはさまざまな効果があります。ブロッコリーなどの食材に多く含まれますが、食事からだと吸収率が悪く半分しか体内へとり入れられません。

厚生労働省でも不足する葉酸を、栄養補助食品であるサプリメントからカバーすることを推奨しています。

 

まとめ

子宮外妊娠は発見が遅れるほど母体への危険度が高まります。症状に合わせて治療方法が違うため、“妊娠したかも”とわかった時点で産婦人科を受診しましょう。また、次の妊娠のためにも葉酸をとり入れた生活をはじめてみてはいかがでしょうか。

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