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妊娠したら飲酒はダメ?後悔しないために簡単に禁酒できる方法を紹介

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妊娠したら飲酒はダメ?後悔しないために簡単に禁酒できる方法を紹介!

「妊娠したけど飲酒がやめられない!少しだけなら大丈夫」という考えは捨てましょう。

お腹の赤ちゃんはアルコールへの免疫力が弱いため、成長へ悪い影響を与えてしまいます。未熟児で産まれてしまうなど、飲酒したせいで・・・と後悔しないためにも今すぐお酒のない生活をはじめましょう。

飲酒が与える赤ちゃんへの影響力や今からできる禁酒方法をこれから紹介します。

飲酒が赤ちゃんに与える影響は?

妊娠中に飲酒は控えてくださいといわれるのは日本だけではありません。世界中の妊婦さんに禁酒を進めています。

お母さんがアルコールを飲んだとしても、肝機能で分解されるので有害物にはならないと考える人も多いでしょう。しかし、お母さんと赤ちゃんは胎盤によってつながっているため、飲酒すると直接アルコールが流れます

赤ちゃんは大人のように肝機能が未発達なので、アルコールが流れても分解するまで長い時間がかかります。つまり、お母さんが飲酒すると、赤ちゃんも一緒に酔っ払っている状態が続くのです。

普段でも飲酒すると顔が赤くなったり、体がポカポカ温かくなったりしませんか?アルコールが体内に入ると血管が収縮されるため、このような症状がおこりやすくなります。

お腹の赤ちゃんはお母さんの血管を通じて、栄養や酸素が運ばれます。血管が狭くなると栄養などが届かず、骨や皮膚、脳など体のあらゆる機能の成長へ影響を与えてしまいます。

たとえば、このような成長機能の変化があります。

  • 週数より体重や頭囲のサイズが小さい
  • 目や耳など形成が不全
  • 気持ちをコントロールできない
  • 学習障害など

産まれたときにわかる症状のほか、成長とともに精神面への影響がわかる可能性もあります。

妊娠初期、中期、後期別、胎児に与える悪影響とは?

体調の悪化や生理が1週間ほど来てないなど、いつもと違う体の変化で“妊娠したかも”と気づくことが多いと思います。そのため、妊娠していることに気づかず、毎晩飲酒なんてこともよくある話です。

妊娠超初期、初期、中期、後期の飲酒が、どのような悪い影響が赤ちゃんにあるのかみてみましょう。

妊娠0~4週(超初期)

この時期は胎盤がまだ作られる前なので、大きな影響はないといわれています。もちろん、アルコール中毒になるほど大量の飲酒は、流産などの可能性も考えられますので大変危険です。

妊娠4週~15週目(初期)

妊娠初期は胎盤をつくっている最中で、少しずつ臓器や骨などが形成されます。エコー写真でみると1頭身から2頭身となり、赤ちゃんらしい体つきへ少しずつ変化します。

妊娠初期は生きるために必要な臓器などが作られる大切な時期です。アルコールによる影響を大きく受けるため、この時期の飲酒は大変危険です。奇形児など未発達のまま産まれてしまう場合があります。

妊娠16週~27週(中期)

妊娠中期は物事を考え話したり行動をするなど、運動するために必要な中枢細胞(前頭葉)が発達します。飲酒すると脳の成長が遅れてしまい、発達障害や知的障害など神経系へ影響を与えてしまいます。

妊娠28週目以降(後期)

妊娠後期にもなれば赤ちゃんも成長しているし安心!と考えますが、そんなことありません。最低限、生きるために必要な機能はほぼ完成していますが、視覚や聴覚などまだまだ未発達です。

妊娠後期は外へ出るために肺呼吸の練習をするのですが、正期産と呼ばれる36週未満ギリギリまで肺機能がつくられます。飲酒すると生きるために最も必要な呼吸機能を弱らせてしまうため、妊娠後期も油断は禁物です。

妊娠中の飲酒に適正量はありません!

よくこんな言葉を聞きませんか?

妊娠中でもコップ1杯程度なら、ストレス解消になるから大丈夫。

人によっては妊娠中の飲酒への解釈が違いますが、現在のところ安全な飲酒量は不明といわれております。ただ、わかっていることはコップ1杯よりも2杯、3杯と飲酒量が多くなるほど、胎児性アルコール症候群の影響率が高くなります。

 

胎児性アルコール症候群

○○症候群と聞くだけでも恐怖を感じます。
実は妊娠中のアルコール摂取が生まれてくる赤ちゃんに、胎児性アルコール症候群という異常をもたらすことがあるのです。
神経発達症の一種で先天性疾患の一つです。妊娠中の習慣的、過度な飲酒によって低身長や上唇が薄いなど外見的な違い。また、話すのが遅かったり言葉を理解できないなどの神経系への影響があります。

妊娠していないときの飲酒でも、人によっては偏頭痛がおきたり、吐き気があったり少なからず影響があります。胎盤を通じて赤ちゃんにもアルコールは流れるので、誰かにすすめられたからといって飲酒するのは控えるべきです。

妊娠中は赤ちゃんと一心同体ということを、絶対に忘れないようにしましょう。

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妊娠が発覚したらすぐにお酒を断ちましょう。
これが結論なのです。

生まれてくる赤ちゃんのことを思えばできて当然です。

胎児性アルコール症候群の症状として、顔を中心とする奇形、栄養不足の低体重児、知能の遅れ、多動などがあります。先天性の奇形を予防する為にたとえ葉酸を摂取していたとしても、飲酒をすれば奇形の原因となってしまうのです。
葉酸は胎児の細胞分裂に必要な栄養素ですが、飲酒により葉酸の体内吸収も疎外されてしまいます。

また、妊娠中に母親がアルコールを摂取することで、生まれてくる子供が成人になってからアルコールに依存するようになるリスクも上がるといわれています。
子供の将来も左右する事柄ですから、少量のアルコールでも避けるようにしましょう。
最近では、少量のお酒でも発生したとの報告もあったくらいです。

赤ちゃんを襲う現象とは

05c198a297dcbc1c5a75ca4c6d352da7_sお腹の中の赤ちゃんは急速に発達します。
妊娠後わずか12週間で脳みそがつくられます。
そして、その脳は妊娠中もずっと発達し続けます。

ご存知の通り、非常にデリケートな脳は、アルコールの影響を受けてしまうと、脳が小さくなったり、左右をつなぐ脳梁という部分が萎縮したり、形がゆがんでしまうことがあるのです。

ちょっとだけなら平気だろうと、安易な気持ちでアルコールを摂取してしまえば、赤ちゃんに悪影響を与えかねないのです。

アルコールを摂取しなければ、これらの障害は100%予防できます。
非常にシンプルで簡単ですね。

アルコール症候群の症状のまとめ

アルコール症候群の症状には、主に次の3つが確認されています。

奇形

顔面や身体に奇形の症状が出ます。
確認されている主な症例では、下記などが挙げられます

  • 凹凸の少ない顔立ち
  • 目や鼻が小さい
  • 頭がい骨の変形
  • 噛み合わせの悪さ

中枢神経系が異常な状態に

ADHDのような重度の多動症から、成人頃まで気づかれにくい注意欠陥症状など、生き辛さを感じてしまうような症状を引き起こします。

また、脳の委縮が見られる場合もあり、知的能力の欠如だけではなく、人間関係を築くことが難しくなるおそれもあるようです。

胎内での低体重化

一般的な体重よりも5~10%近くも体重が落ちるようです。
低体重は難産や出産時の危険度が上がることだけではなく、将来の身体の発達に悪影響を及ぼすことが懸念されています。

ビール酒造組合も注意していること

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日本ではビール酒造組合が注意書きをお酒に表示しました。
「妊娠中や授乳期の飲酒が胎児に悪影響を与える可能性を示す」と。

もちろん、パートナーである旦那さんにも協力を仰ぐ必要がありますね。
見ているだけで、飲みたくなるものですから。
夫婦仲良く禁酒に努めてみてくださいね。

どれくらいの飲酒が危険なの?

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妊娠中の飲酒はたとえ少量であっても、また妊娠初期であっても中期であっても後期であっても、どの時期でも胎児に悪影響を与えてしまいます。

お母さんが酸素や栄養素を赤ちゃんに分け与える胎盤ですが、病原菌などは胎盤がフィルターのような働きをしてくれて赤ちゃんには届かないようにしてくれます。

しかし、アルコールはこの胎盤を通り抜けて赤ちゃんにまで届いてしまいます。
しかも、お母さんの血中濃度と同じ濃度のアルコールが届いてしまいます。赤ちゃんは内臓などの器官がまだ未発達ですから、アルコールを上手に分解することができません。
そのため、アルコールは赤ちゃんの成長に悪影響に及ぼしてしまいます。

img_80妊娠中の飲酒は胎盤を通じて赤ちゃんまでアルコールを届けてしまい、赤ちゃんが一生付き合っていく容姿や健康に害をもたらします。たとえ少量でもその危険性はあります。

つわりが納まり、食欲が出てくる妊娠中期以降は特に美味しい食事と共にお酒が飲みたくなるかもしれませんが、アルコール度数完全0%のノンアルコール飲料などで我慢するようにしましょう。

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お酒が飲めなくても楽しもう!今すぐできる禁酒方法

アルコールを飲むと日頃のイヤなことを忘れられる!ストレス解消のために飲酒する人も少なくありません。

しかし、忘年会や新年会などお酒の席を避けられない妊婦ママも多いと思います。そんなママのために、お酒に頼らなくてもその場を楽しめる禁酒方法を紹介します。

どうしてもアルコールが飲みたくなったら…? ノンアルコールのシャンパンやビールを飲む!

drink_beer_alchol_freeアルコールが胎児にどのような悪影響を及ぼすかが具体的に分かりましたが、それでも飲みたい気持ちがたまらなくなったらどうすれば良いのでしょうか。

結局は産まれてくる赤ちゃんの事を想い我慢するしかないのですが、飲んだ気分を味わうだけであれば、ノンアルコール飲料を飲むというのも一つの方法でしょう。
その時に気を付けなければいけないのが、ノンアルコール飲料でも微量のアルコールが含まれている場合がありますから、ちゃんと0%であることを確かめてから飲むようにしましょう。

ちなみに料理の時に使われる料理酒ですが、料理に使う場合は加熱によりアルコールは飛んでしまいますから問題ありません。

最近はノンアルコール・アルコールフリーのシャンパンやビール、カクテルなどが増えています。

ノンアルコールのカクテルや酎ハイなら、ジュースでもいいのでは?と思いますよね。でも、ジュースでは見かけないカシスオレンジやジントニックなどの味わいが、ノンアルコールなら楽しめるんです。

お酒が飲めなくても、アルコール飲料でしか飲めない味を楽しむことができるので、お酒の席でも少しテンションがあがりますね。

 

自宅で梅シロップなど手作り

飲酒したい!と思う時期って、汗ばむ夏の暑い時期や頑張って働いた後が多いですよね!乾いた喉を潤したい、さっぱりしたいなどの“のどごし”を求めたくなります。

妊娠中はつわりなどの影響でさっぱり&スッキリした飲み物が恋しくなります。さっぱりしたアルコールといえば梅酒ですが、妊娠中なので当然飲めません。そんな時におすすめなのが「梅シロップ」です。

ベースとなる梅には、クエン酸やリンゴ酸・鉄分など有機酸やミネラルが豊富に含まれています。整腸作用や肥満防止、疲れた体を回復するなど、妊娠中にとってうれしい効果ばかり!

手軽に作れる梅シロップの材料などを紹介します。

【材料】
青梅:1kg
氷砂糖:1kg
約4Lのボトル(煮沸消毒ししっかり乾燥させる。水分残りはカビの原因)

 

【作り方】

  1. 青梅はキレイに洗い、約2時間水の中でアク抜きする。
  2. しっかり水気を取った梅のヘタを竹串などで取り除く。(エグ味防止)
  3. ボトルの中へ「梅→氷砂糖→梅・・・」の順番で入れる。(梅と氷砂糖は1:1)
  4. 直射日光の当たらない涼しい場所で保管。毎日ボトルを揺らして混ぜ合わせる。

手作り梅シロップは状態によりますが、約1週間ほどで完成します。完成したシロップの保存期間は約1年。水や炭酸水などと割って飲むと、梅酒のようなさっぱりした風味を楽しめますよ。

 

お酒好きなお母さんへ。後悔する日々を迎えないために大切なこと

妊娠してるとは知らずにまちがって飲酒してしまった。ストレス解消のために飲酒がやめられないなど、お母さんによってお酒への悩みが違います。

もしも、産まれてきた子供の神経系に異常があったら・・・
もしも、ほかの子よりも歩くのが遅い、言葉を理解できなかったら・・・

飲酒をしたことでこの“もしも”が後悔の種となり、一生、自分を攻め続けてしまう可能性だって考えられます。

赤ちゃんの発育問題だけではなく、お酒に酔っ払った親が生後3か月の赤ちゃんと入浴中に誤って沈ませてしまい死亡させてしまう。こんな悲しいニュースもあります。

妊娠中だけに限らず、飲酒は授乳期間中も含めて最低でも約2年間は我慢しましょう。妊娠したことがきっかけで、お酒を飲まなくても楽しめる方法を見つけてみましょう。

まとめ

妊娠したらお母さんと赤ちゃんは“つながっている”ことを忘れないようにしましょう。飲酒しなくても楽しめる方法はたくさんあります。自分なりのストレス解消法を見つけ、健康にいい毎日を送りませんか。

 

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